水道代が高いなと悩んでいませんか?
夏になると、特にシャワーや庭の水やりなどで水道を使う機会も多く水道代が高くなりがちです。そういうわが家も水道代が高く悩んでいました。
しかし、簡単にできる節約術を試してみたところ、少しですが水道代を節約することができました。
そこで、私が実践している簡単にできる水道代の節約術を10選紹介します。
水道代はみんないくらくらいかかっているの?
そもそも、わが家の水道代って高いの?安いの?
そんな疑問を持っている方の為に、水道代の全国平均値を見てみましょう。
下記の表は、平成28年度の水道代の全国平均値です。
※平成28年度世帯別月平均水道代
世帯人数 | 水道代 |
2人 | 4,160円 |
3人 | 5,371円 |
4人 | 6,044円 |
5人 | 6,932円 |
6人以上 | 8,984円 |
参考:総務省統計局
世帯の人数が増えるごとに水道料金が増えていることがわかりますね!
あなたのご家庭は、この表と比べてみて水道料金はどうですか?
ただ、実は水道代は各自治体によって値段が違うんです。
私も全然知らなかったのですが、引っ越しをしてみてなんか水道代が高くなった?
と疑問に思ったので調べてみると自治体によって水道代にはかなりの差があるようです。
日本で一番安い自治体と高い自治体では、4000円以上の差がある場合もあるようです。
ですから、水道代が高い地域に住んでいる方は、平均よりも高くなるということもあるのかもしれませんね。
水道代の安い地域に住むということもある意味節約になりますよね!
場所別!水道代の節約術
洗濯
お風呂の残り湯を洗濯に使う
定番中の定番ですが、お風呂の残り湯を洗濯に使っています。
ただし、洗濯に使うのは洗いのみです。
すすぎにまで残り湯を使ってしまうとお風呂の雑菌が繁殖してしまい、嫌なにおいや黄ばみの原因にもなります。
私は、すすぎまで残り湯でしていたことがありましたが、何回か洗濯しているうちに白いワイシャツが黒ずんできたのでやめました。やはり、きちんと汚れが落ちていなかったのだと思います。
お風呂の残り湯を洗濯に使うのは洗いまでにしてください。
入浴剤を使用している場合も、入浴剤の説明書きをよく読み洗濯に使えるのかを確認してくださいね。
すすぎが1回で済む洗剤を使う
私は、洗濯用の洗剤を購入する時にすすぎが1回で済む液体タイプの洗剤を使用しています。
すすぎが1回で済むのでかなりの水道代の節約になります。
すすぎが1回で済む分、洗濯の時間も短くなり電気代と時間の節約にもなりますよ!
キッチン
洗い桶でため洗い
シンクに洗い桶を置いて、食べ終わった食器を付けておくようにします。
そうすると、汚れが落ちやすくなり、水道代の節約だけでなく洗い物にかかる時間も減ります。
子供たちに食器を運んでもらい、洗い桶に食器をつけておいてもらうと食器を洗う時にはかなり楽に洗うことができます。
水道を使うのは最後に流す時だけなので、水道代を節約することができます。
お皿の汚れはある程度落としてから洗う
お皿がひどい汚れの時は、キッチンペーパーなどで拭いてから洗い桶に入れるようにしています。
油物の時などは特に拭いてから流した方がいいみたいです。
実は、私は以前お皿を拭くなんてことは全くしていませんでした。
しかし、下水管の洗浄業者の方に定期洗浄をしてもらった時のことです。
「油物好きですか?下水管に油が固まっていますよ!」
と言われてびっくり!
油物を洗う時はお湯でしっかりと流しているつもりでしたが、お湯で流しても結局は油が固まり詰まってしまうようです。
下水道管が詰まってしまったら大変です。
お皿は、キッチンペーパーで拭くか、牛乳パックを切ってスクレーパーを作り、お皿をぬぐうのもおすすめです。
食器洗い乾燥機を使う
わが家は、3年前に食器洗浄機を導入しました。
食器洗浄機は手洗いをするよりも、水道代の節約になるということです。
事前に、汚れを落とす必要があるので洗い桶を使い、汚れを落としてから食器洗い乾燥機に入れるようにしています。
電気代が気になる方は、タイマーをセットして夜中に洗ってしまうのもおすすめです。
わが家はオール電化なので、夜間の電気代が安いんですよね。
私は、食器洗浄機を夜だけ使うようにしています。
朝と昼は洗い物もそんなに多くないので手洗いをし、朝昼まとめて乾燥します。
夜は、食器洗い乾燥機を使いタイマーで電気代の安い夜間に使うようにしています。
泡切れのいい洗剤を使う
洗剤の泡切れが悪いと、何度もすすぐ必要があり水道代がかかってしまいます。
泡立ちが悪い洗剤も洗剤を大量に使うことになり、すすぐのにも大量の水が必要になります。
少しの洗剤で泡立ち、泡切れのよい洗剤を選ぶことをおすすめします。
キュキュットは泡切れがかなり良く、本当にきゅきゅっとするので私の愛用の洗剤です。
トイレ
トイレは大と小を使い分ける
トイレは大と小、最近のトイレではeco小というものもあります。
大と小の差は約1Lの差があります。1日5回大で流してしまうと5L、1カ月では150Lも余計に水道を使ってしまうことになります。
いつでも大で流すのではなく、使い方によって小で流すようにしましょう。
大は必要な時のみにするようにしましょう。
トイレを節水タイプのものにリフォームする
この方法は費用も掛かるので簡単ではありませんが、効果は高いので紹介します。
20年前のトイレは1回流すのに10Lの水が必要で1回に流す水道代は2.5円かかってしまいます。
現在のトイレは1回流すのに3.8Lですみ、1回にかかる水道代は驚きの1円です。
例えば、1日に20回トイレを使う家庭があったとします。
20回×30日で600回
最新のトイレで1回1円で済む場合は、1カ月のトイレの水の使用量は600円です。
しかし、20年前のトイレで1回の使用量が2.5円の場合は、なんと1カ月に1500円もかかってしまいます。
この差は大きくないですか?
1カ月の差が900円で1年経つと、900円×12カ月で10800円の差が出てきますね。
かつては、家の中で一番水道代がかかっていたのはトイレだったようですが、ここ20年の間にトイレが少しの水で流すことができるようになり、トイレは一番水道代がかかる場所ではなくなりました。
わが家は、古い家から新しい家へ引っ越しをした時にトイレが二つに増えましたが、水道代は増えませんでした。
古い家のトイレは20年前くらいのトイレで、20年前のトイレと現在のトイレでは、倍以上の節約効果があるためだと思います。
トイレのリフォームを考えているのなら、少しでも早い方が良さそうですね!
お風呂
お風呂のシャワーを節水タイプに変える
お風呂のシャワーは手元でオンオフの切り替えができる節水タイプのものを使用しています。
小さい子がいると、わざわざシャワーをひねって止めるのは大変なので、ボタンがついていないとつい出しっぱなしなんてこともあります。
手元でオンオフの切り替えができると、小さい子がいてもこまめにシャワーを止めることができるので節水になりますよ。
しかも、節水シャワーヘッドは、空気の入った粒が出るので優しい洗い心地になります。
水道代が80%も節水できる節水シャワーヘッドもあります。
取り付けも簡単なのでおすすめです。
お風呂はなるべく同じ時間帯に次々に入る
わが家では、お風呂が沸いたら次々に入るようにしています。
みんながバラバラにお風呂に入ると、お風呂はそのまま自動運転を続け温め続けます。その分電気代も水道代もかかります。
そこで、なるべく次々に入り、最後の人は自動運転を切るようにしています。
自動運転のないお風呂でも、バラバラの時間に入ってしまうとお風呂を温めなおさないといけないので水道代がかかってしまいます。
帰宅時間がバラバラという場合は仕方ないですが、少しでもまとめて入る方が、水道代の節約にはおすすめです!
まとめ
わが家が実践している簡単な水道代の節約術を紹介しました。
簡単にできることばかりなので、ぜひ試してみてください。
1カ月1,000円節約できたとしたら、年間12,000円の節約になります!
12,000円あれば家族で外食に行けそうですよね!
ぜひ、家族とも相談し全員で節水に取り組んでみてはいかがでしょうか。
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