家計簿のつけ方 1日1行だけ!まとめて記入もOK!
この記事では、実際に私がつけている家計簿のつけ方を紹介します。
家計簿をつけるにあたって、私が参考にした本がこちらです。
2017年にこの本に出会い、私のそれまでのお金に対する考え方や家計管理の方法がガラッと変わりました。この本に出合うまでは、家計管理についてどうしていいのかわからず、とにかくお金を使わないようにしようと目先のことばかりを考えていました。
この本では、けちけちしない家計管理を推奨していて、使うときは使い、しめる時はしめて家族に我慢をさせない家計管理の考え方を学ぶことができました。
家計管理について、本当に参考になるのでおすすめですよ~
私の家計簿のつけ方は、この本を参考に私なりにアレンジを加えた方法です。
家計簿の流れ
私は、4月~3月までの1年間で家計簿を管理しています。
年間の予算を立てるのは、家計管理が始まる前年の3月までに終わらせます。
毎月の予算も、3月までに決めて1年間毎月同じ予算です。変更があれば、その都度変更します。(新しく習い事を始めた、スマホの契約が変わったなど・・・)
今回紹介するのは、3. 毎月現金で管理する項目についての家計簿のつけ方です。
毎月の家計簿のつけ方
家計簿記入例(わが家の家計とは関係ありません)
① B5のノートの半分を使って、各項目を記入します。
② 月の初めに先月の残高を記入する
③ 給料日に振り分けた金額を記入
④ 支出があったら記入
⑤ 小計を出す
⑥ 月末に集計
それでは、一つずつ細かく見ていきます。
① 各項目の記入
家計簿記入例にならって、まずは、B5のノート半分を使ってノートに項目の数に合わせた縦線を引きます。(記入例はExcelで作りましたが、ノートに手書きで大丈夫です)
一番上に項目を記入します。
私が、おすすめする項目は、食費、日用品費、雑費、特別費の4つです。
これに各家庭の状況に応じて、車関連費、ペット費、子供費などを加えていきます。
私が家計簿につけている項目は、全部で7つです。
② 先月の残高を記入
この残高は、積み立てているものや現金で管理している特別費になります。
私は、全て銀行に入金するわけではなく、手持ち現金として管理している特別費もあります。手持ち現金は、いくらあるのかわからなくなるので、家計簿に繰越金として記入するようにしています。
③ 給料日に振り分けた金額の記入
給料日に毎月の予算に応じて振り分けます。
ここに記入した金額が、その月ごとの予算になります。毎月同じ額ですが、予算をここに記入しておくと予算オーバーしていないかの目安になるので便利なんです。
④ 支出があったら記入する
支出があった日の日付を記入し、買い物をした場所と金額を記入します。
この時に細かい品目は記入する必要はありません。レシートの金額を記入するだけなので簡単に終わります。
⑤ 小計を計算する
私は約1週間ごとに小計を計算し記入しています。
私は、袋分けで管理をしているので、この小計部分が袋分けの残高と一致します。
支出があるごとに家計簿を記入しなくても、1週間ごとでも大丈夫です。
実際、私はレシートは保管しておいて、1週間に1度家計簿に記入するようにしています。
慣れないうちは、支出を忘れて残高と合わないということもあるので、支出があるごとに記入した方がいいですね。
⑥ 月末に集計する
毎月の家計簿の中で一番大切な作業です。
月末に集計をし、一番上に記入した予算よりもオーバーしていないかを確認します。
例の家計簿では、ペット費が予算オーバーしています。しかし、ペット費は実は積み立てをしていて、今月の予算としてはオーバーしていますが年間の予算としてはオーバーしていません。さらにこのペット費は予防接種とありますが、これは毎月あるものでもありません。なので、この項目は削除して、年間の家計簿で管理してもよい項目となります。
雑費について
雑費には、ちょっとした金額のものを入れています。どこに入れるかよくわからないという時は、とりあえず雑費に入れてしまってもいいです。
ただし、何でもかんでも雑費に入れてしまって何が何だか分からないという状態にはならないように、雑費に入れる項目についてはよく考えておくようにしましょう。ちなみに私は、近所へのレジャー、外食、家族の楽しみになるようなことを雑費に入れています。
大型の旅行やなどは年間の家計簿で管理しています。
特別費について
特別費は、年間で管理している項目です。
支出があるときには月間の家計簿に記入します。特別費の支出がある月は、給料日に取り分けた予算よりもオーバーしてしまいますが、特別費は年間で管理しているので、月単位では赤字になっているけれど、年単位で見ると赤字ではないということになります。
月間の家計簿を集計したら、年間の家計簿へも記入する
月間の家計簿の集計が終わったら、年間の家計簿へ集計の結果を記入します。
年間の家計簿は、月間の家計簿以上に重要で、細かく家計簿をつけるのは苦手という方は、月間の集計の結果だけを年間の家計簿につけるだけでも、家計の流れを把握できるようになり、貯金ができるようになります。
まとめ
毎日細かく家計簿を付けなくても、支出があった時に金額を記入するだけで、貯金はできるようになります。大切なのは、お金の流れを知ることです。
この方法は、家計簿をつけたことがない方でも簡単につけることができるのでおすすめです!
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