毎日、家計簿をつけるのがめんどくさい!
もう家計簿なんて無理!という方、あきらめないでください。
- 細かい費目わけはめんどくさい
- 毎日家計簿をつけたくない
- 細かい計算はめんどくさい
- 家計簿はほとんどつけたことがない
という方におすすめの家計簿のつけ方を紹介します。
支出を記入するのみ、細かい費目分けもいらない簡単な家計簿のつけ方なので、今まで家計簿が続かなかったという方でも続けることができます。
支出を把握することができるようになると、貯金もできるようになりますよ!
必要なもの
A4ノート
数々の家計簿が売られていますが、私が落ち着いたのは普通の大学ノートでした。
売られている家計簿は、自分の費目分けや書きたいことに合わず、使いにくいのと、家計が変化した時に、対応しにくいためです。
大学ノートなら、どのようにも使うことができます。
家計簿をつける手順
給料日までに固定費を記入
給料日(家計簿の始め)までに固定費を家計簿に記入しておきます。
固定費とは
- 家賃・住宅ローン(駐車場代・管理費なども含む)
- 生命保険
などの毎月同じ金額で必ずかかるお金のことです。
変動固定費とは
- 水道光熱費
- 通信費
- 教育費
- 交通費
などの毎月金額は変動するけど必ずある支出のことで、固定費・変動固定費のほとんどが銀行引落しの金額になると思います。お小遣いなどを固定費に含めてもいいと思います。
家計簿は、給料日を起点に考えるとつけやすくなります。
無理に1日に始め月末に締める必要はありません。わかりやすい日付で締めてください。
ただし、初めの日と締め日は毎月固定してください。(曜日の関係で給料日が前後する場合は、給料日に合わせてください)
締め日をいつにすればいいのかわからないという方は、こちらの記事で締め日を決める方法を紹介しています。
給料日に総収入を記入
最初の1ヵ月は
総収入-固定費=やりくり費
ここで先取貯金をしたほうがお金は貯まります。しかし、まずは支出の把握をすることが大切です。月々にいくらお金がかかるのかを把握するために、まずは貯金を考えないで支出のみを管理します。
さあ、貯金するぞ!と支出の把握もしていないのに先取貯金を設定してしまうと、家計管理が苦しくなってしまう可能性があります。
まずは、支出をしっかりと把握してみましょう。
2か月目~
総収入―先取貯金―固定費=やりくり費
1ヵ月、支出の管理をしてみてある程度お金の流れがわかったら、先取貯金の額を決めてみてください。
最初のうちは、無理がないか毎月見直すようにしましょう。お金の流れが決まってきたら見直すのは1年に1回でも構いません。
やりくり費の記入
費目分けは、やりくり費と特別費の2つだけにします。
特別費を月々のやりくり費に含めてしまうと、特別費の支払いがあった月は、一気に苦しくなってしまいます。
そこで、特別費は月々のやりくり費とは別で考えないといけません。(特別費は年間で管理します。)
我が家にとっての特別費は何か、いくらぐらいかかるのかを把握するために、特別費を分けて記入していきます。
食費、日用品費などの細かい費目分けは一切必要ありません。特別費以外にかかったお金は、すべてやりくり費として管理します。
毎日家計簿をつける必要もありません。ただし、レシートは必ず取っておいてください。レシートがない支出などをしたときは、忘れないようにスマホのメモなどに日付と金額をつけておくようにしましょう。
取っておいたレシートの合計金額とスマホのメモを日付と一緒にノートへ書き込んでください。
余裕があれば、残高を計算し記入してみてください。
金額が少々合わなくても気にしないで続けることが大切です。少額なら合わない金額は使途不明金として処理してしまいましょう。
1円合わないことを気にして、面倒になり家計簿をやめてしまっては意味がありません。
レシートを記入するときに、無駄な支出がなかったか考えてみてください。
もし、無駄だなと思う支出があれば、書き出しておきましょう。レシートは、なるべく1ヵ月取っておくようにしましょう。
締め日に集計する
やりくり費の合計をしてみてください。
赤字になったのであれば、原因を考えます。レシートをつける時に無駄だと思った支出を記入しているので、そこから原因を考え次の月の生活に活かすようにしましょう。
2か月目からは先取貯金の金額を決め、予算を立てて生活してみてください。
3ヵ月続けると、やりくり費が大体いくらかかるのかの目安を決めることができます。
1年続けることができれば、特別費が年間いくらかかるのかも把握することができるので、特別費の予算を立てることができます。
特別費の予算を立てることができれば、急な出費で慌てることもなくなります。
どうしても先取貯金ができないときは?
先取貯金ができない時は、やりくり費を削るのではなく、固定費に無駄がないかチェックしてみてください。
固定費を削減するほうがやりくり費を削減するよりも、ずっと効果が大きくおすすめです。やりくり費をやたらと削ると、生活が苦しく感じるのでおすすめしません。
ただし、あきらかに贅沢な出費など(例えば週末は必ず外食など)は先取貯金ができないのであれば少しセーブしないといけないかもしれませんね。
やりくり費が決まったら
毎月のやりくり費が決まったら、やりくり費を5週間で分けましょう。
1ヵ月は大体4週間と少しです。5週に分けることで、やりくりに余裕ができます。
食費、日用品費などは考えなくてもいいので、1週間いくらで生活するのかを意識して買い物をするようにしてください。
1週間たって余ったお金や5週目がないときは、余ったお金を別に貯めておきます。
やりくり費が足りなくなった時のためのゆとりとして置いておきましょう。すると、赤字だから貯金を崩すということがなくなります。
家計簿に慣れてたら費目分けをしてもOK!
家計簿をつけることに慣れてきたら、自分の気になる項目、節約したいと思う項目だけを費目分けしてもいいと思います。
例えば、食費にいくらかかっているのか知りたいとか、日用品を買いすぎたかななど、自分が知りたい項目だけピックアップしてもいいですね!
支出を記入するだけで貯金ができるようになる!
家計簿をつけるのがめんどくさくて、ほとんどつけたことがないという方のために、支出のみを記入する簡単な家計簿のつけ方を紹介しました。
支出をしっかりと把握することで、我が家の毎月の支出がいくらなのかがわかるようになります。自分のお金の使い方のくせもわかるようになり、貯金ができるようになりますよ!
貯金が全くないという場合はまずは10万円貯める!など、達成しやすい目標を立ててみてください。
達成できると、自信がつきモチベーションも上がるのでおすすめです。
私も家計簿をつけ始めたころは、この支出のみ記入する簡単家計簿をつけていました。
それまで、1ヵ月にいくら使ったかを言うことはできませんでしたが、支出のみの家計簿をつけるようになってからは、1ヵ月にいくらあれば生活ができるのかがわかるようになりました。
すると不思議と貯金もできるようになりました!今では、私は家計簿の費目を少し増やしましたが、支出のみを管理するだけでも十分効果はあります。
この記事を参考にぜひ支出のみ記入する簡単家計簿をつけてみてくださいね。
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