家計簿はつけなくても大丈夫という人もいます。
しかし私は、家計簿はつけることをおすすめします。
予算を立てて、きちんと守ることができるという人はもしかしたら、家計簿は必要ないのかもしれません。
しかし、家計は変化するものです。
今年は大丈夫でも、来年は大丈夫ではないかもしれません。
そんな時に指標となるものが家計簿だと思います。
予算を立てる時に役に立つのも家計簿です。ぜひ、家計簿をつけて予算を上手に立ててみましょう。
この記事では、家計簿をもとに、1カ月の予算をたてる方法を紹介します。
まずは1ヶ月家計簿をつけて!
まず、1ヶ月家計簿をつけてみてください。
費目は、できるだけ分けてみてください。
ちなみに私が分けている費目は
銀行引き落とし
・住宅ローン
・電気
・水道代
・携帯電話(4台分)
・固定電話・TV・インターネット
・新聞
・生命保険(3社)
・ペット保険
・通信教育
・教育費
やりくり費
・食費
・日用品費
・車費(ガソリンなど)
・子供費
・雑費
・特別費
・医療費
・交通費
・おこづかい
このように分けています。
それぞれの家庭でわかりやすいように費目は作って構わないと思います。
1ヶ月の家計簿を元に、次の月の予算を立てます。
まずは、収入から貯蓄を引いてください。
残った金額が、やりくりする金額です。
この金額に収まるように予算を立てます。
この時に、この月だけ特別にかかった費用は、特別費として計上します。
例えば、我が家の場合5月だと自動車税があります。特別費を毎月の家計と同じように考えてしまうと、管理がしにくくなってしまいます。特別費は1年に1回しかない支払いで、1年単位で考えるようにしてください。
前の月に支出したものから、予算を立てます。
例えば、食費。
前月が55,000円だったとします。今月も同じように55,000円にするか、もう少し節約できそうだと思ったら、50,000円にしてもいいと思います。
このように、家計簿をつけてみた実績をもとに予算を立てていきます。
守れる予算を立てよう!
やりくりする金額に合わせて、適当に予算を立ててはいけません。
これぐらいでやりくりしたいという目標はあるかもしれませんが、やみくもに低い予算を立てても守ることはできません。
毎月食費が50,000円かかっているのに、急に30,000円にはできません。
家計簿をつけた実績をもとに守れる予算を立てるようにしてください。
いきなり低い金額を設定するのではなく、少しづつ予算は減らしていきましょう。
一番大切なことは、実績をもとに予算を立てることです。
適当ではなく、分析のもとに予算を立てることです。
そのためにも、家計簿は必要なのです。
年間の予算を立てよう!
1年家計簿をつけると、年間の予算を立てることができるようになります。
年間の予算を立てると、今年は旅行に行くから、家電の買い替えは来年に回そうなどと、計画を立てて、大きな買い物ができるようになります。
大きな買い物は、年間で予算を立て、毎月積み立てていくようにしましょう。
ほかにも年間で管理してもいいものは、被服費や医療費です。この項目も特別費に入れて年間で管理します。
毎月かかるものではないけれど、1年間でどれくらい使うのかがわかれば、こちらも毎月積み立てておくことができます。
月々の貯蓄とは別に積み立てておけば、急な出費に慌てることはありません。
毎月、積み立てるのは大変という場合は、ボーナスを特別費に充ててもかまいません。
貯蓄を崩すこともあり
貯蓄は絶対に崩さないといいましたが、時と場合によっては崩しても仕方ないと思います。まだ、家計簿をつけ始めたばかりだったり、予想外の出費はあるものです。
貯蓄を崩してしまったら、もう駄目だとあきらめるのではなく、また貯蓄を増やす努力をすればいいんです。少しくらい貯蓄が減ってしまっても大丈夫です。長い目で見て取り戻していきましょう。
予算は各家庭でさまざま
私も、家計簿をつけ始めた当初は、雑誌の節約主婦の予算を参考に、無謀な予算を立て守れなくて落ち込むということの繰り返しでした。
そして、予算が守れないのは、努力が足りないからだと自分を責めていました。
しかし、節約主婦の家庭ではよくても、わが家には向かないということがたくさんあることに気づきました。
各家庭で、譲れないポイントがあるんだと思います。
例えば、育ち盛りの子がいるから食費は削りたくないと思えば、食費は削らないで他を削ればいいと思います。
それぞれの家庭にあった予算を立ててみましょう。
無理しなくてもいいんだね!
まとめ
家計簿をつけて、予算を立てる。そして、予算を守り、家計簿をつける。予算を見直す。
家計管理ってこの繰り返しだと思います。大切なのは、振り返りです。
どうしても予算を守ることができないという場合は、予算が低すぎるということもあります。
赤字になってしまう月もあります。そしたら次の月で調整したらいいんです。
あんまり自分を責めないでください。
時には、はめをはずして家族みんなで楽しむこといいと思います。
楽しく節約して、貯蓄が増えていくといいですね!
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