家計の管理って大変ですよね~
家計を管理していると、家計簿っていつ締めたらいいんだろうと思いませんか。
家計簿は、毎月つける家計簿と、1年間の家計簿の両方が必要です。
今回は、家計簿の締め日について、月間の家計簿、年間の家計簿について紹介します。
締め日はなぜ必要なの?
まず、締め日はなぜ決めないといけないのでしょうか。
それは、1カ月、1年の家計簿の集計を出すためです。
家計簿はつけるだけで終わらないで、集計することでより効果を発揮します。
いつ家計簿を締めて集計するのかは、家計簿をつける上でとても大切な作業になります。
月間の家計簿の場合
月間の家計簿の締め日は2つの考え方があります。
・給料日前日で締める
・月末に締める
どちらの方法でも管理がしやすい方でかまいません。
どっちにしたらいいのかと悩んでいる方のために、2つの考え方のメリットを紹介します。
給料日前日で締めるメリット
月末で締めるメリット
・給料日が変わっても対応しやすい
給料日前日で締めると、給料が入ると給料を振り分け、1カ月をスタートすることができるので、お金の管理はしやすいのではないかと思います。
月末で締める場合、15日や25日が給料日の方は、その月の家計簿に給料日として記載します。
私のおすすめは給料日前日で締めることです。
給料が入ってすぐにお金を振り分けることができるので月の途中に給料日があるよりも、管理がしやすいですよね。
引き落としの日はまちまちですが、全ての支払いを給料日を起点に考えリズムを作るとうまく管理することができるようになります。
ただし、転職を考えているなど給料日が変わる可能性がある方は要注意です。
給料日を起点にした家計簿をつけていると、給料日が変わった場合の対応がしにくくなります。
給料日が変わる可能性が高い場合や給料日が決まっていない場合は、月末に締める方法をおすすめします。
給料日が2回ある場合は?
例えば共働きの場合や副業をしている場合に、給料日が2回ある場合はどうしたらいいのでしょうか。
末締めにしている場合は、給料日がいつになっても関係ありません。常に月末までの1カ月間で管理してください。
給料日で締める場合は、メインにしている給料日を起点とするようにしましょう。
例えば給料日が、夫25日、妻15日の場合で、夫の給料が生活費のメインの場合は24日で締めて25日にスタートすると管理がしやすくなります。
妻の給料は、予算としては計上しておき、給料日に入金として記入します。
年間の家計簿の場合
年間の家計簿の場合も締め日の考え方は2つです。
・12月で締める
・3月で締める
どちらにすればいいのでしょうか。
これは家庭によって考え方は様々です。
どちらにしようかなと迷っている方のために、12月に締める、3月に締める、2つの方法のメリットについて紹介します。
12月に締めるメリット
・〇年家計簿などと名前を付けやすい
3月に締めるメリット
・会社も年度で考えられていることが多いので、昇給などの変更もしやすい
12月で締めるメリットとして挙げた税金について、所得税や医療費の確定申告などは、その年の1月~12月で計算されます。
12月で家計簿を締めていると、医療費の計算や確定申告の計算もしやすくなります。
〇年分家計簿と名前をつけると後で見直す時にわかりやすいですね。
わが家の場合は、3月に1年間の家計簿を締める方法をとっています。
夫婦2人の場合は、給料の昇給は4月にあるので、年間の計画を考えやすくなります。
子供がいる場合は、進級や進学によって年間の予定は大きく変わります。
年末で家計簿を締めていると、12月に次の年の1年間の予定を立てても進路が決まった3月に年間の予定を考え直さないといけないということもありますよね!
進学によって変わる学費に対応しやすくするためにも、3月で締める家計簿をおすすめします。
締め日を決めたら固定する
締め日はいつに設定しても、自分がやりやすいと感じた日でいいんです。
大切なことは締め日を設定したら、なるべく固定して動かさないことです。
家計簿をつけ始めで、いつにしようかと迷っている場合は、変更していろいろと試してみるのもいいのですが、完全に固定した後にはむやみに変更するのはやめましょう。
なぜなら、締め日を変えてしまうと支払いのリズムもくるってしまうので、修正が大変になるからです。
1カ月以上調整期間が必要になることもありますので、締め日を変更する場合はよく考えてからにしてくださいね。
家計簿の締め日はいつでもOK
家計簿の締め日は、いつにしてもかまいません。
ただし、根拠のない日を基準にするのはやめましょう。いきなり3日など何もない日を締め日にすると、家計の管理がしにくくなるだけです。
おすすめは、月間の家計簿なら給料日前日、年間の家計簿なら3月に締め日を作ることです。
締め日にしっかりと集計し、使いすぎていないかなどを振り返ることが、家計を管理する上でとても大切なことになります。
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