赤ちゃんが生まれたら、絵本を読んであげたい!
産まれたばかりの赤ちゃんでも絵本は、喜んでくれるのかな?と疑問に思いますよね。
大丈夫です。
0歳の赤ちゃんでも絵本の読み聞かせをしてあげると、赤ちゃんはちゃんと聞いています。
絵本の読み聞かせは、0歳から始めることができます。
この記事では、子供が生まれた時から読み聞かせをしていて、
小学校でも読み聞かせボランティアをしている私が
年齢別の読み聞かせの方法やおすすめの絵本を紹介します。
絵本の読み聞かせは0歳からでも大丈夫!年齢別読み聞かせの方法
0歳~1歳
赤ちゃんは、耳が一番発達しています。
産まれたばかりの赤ちゃんは、視力はまだ弱いので、絵本を見せてあげても反応は薄いかもしれません。
しかし、ママの声はちゃんと聞いています。
なるべく色も絵もはっきりした絵本を選び、ゆっくりとママの声を聴かせてあげるように読んであげましょう。
やさしいママの声に、赤ちゃんも落ち着きますよ。
ごぶごぶごぼごぼ
この絵本は、はっきりとした色づかいと繰り返しのセリフが楽しい絵本です。
カラフルな色づかいで、赤ちゃんも目で追うようになります。
1~2歳
いろいろと触って遊びたい時期です。
絵本を開いていると、自分でめくりたがったり、破いてしまうかもしれません。
動くのが楽しい時期なので、1冊全部読み切ることにこだわらないで自由に見せてあげましょう。
1歳半ごろになると、「バイバイ」や「いないいない」などの簡単な動作を真似する子も出てきます。このような動作を真似できる絵本もおすすめです。
いないいないばああそび
いないいないばあの絵本は、小さいころから大好きでした。
もう読みすぎて、いきおいあまってビリッということが何度も・・・
セロテープで補修し、ずーっと愛読していました。
2歳近くになってきたら、短い言葉にも興味が出るころです。
繰り返しの擬態語や擬音語の「オノマトペ」は子供の発達にとても良いとされています。
次の絵本には、まだ上手に発音できない子でも真似しやすいような
「じゃあじゃあ」や
「ガタンゴトン」
などのリズムの良い繰り返しがあり楽しく絵本を読むことができます。
じゃあじゃあびりびり
がたんごとんがたんごとん
うちの場合、このころには絵本の途中で歩き出しておもちゃで遊びだすなんてこともしばしば・・・
でも、無理に座らせて最後まで聞かせようとするのは逆効果です!
子供は泣くし
私はイライラするし・・・
子供が絵本を嫌いになっては意味がありません。
そこで
遊んでいるそばでそのまま読み続けてみました。
すると、意外と聞いているんです。
いつの間にか、絵本の登場人物の名前を言えるようになっていたことがありました!
2~3歳
簡単なストーリーが分かる子が増えてきます。
お気に入りの物語が出てくる子や大人の真似をして自分で読みたがる子もいます。
このころに、ぜひ取り入れてほしいのが生活習慣に関する絵本です。
トイレトレーニングや歯磨きなど、絵本をきっかけにできるようになる子もいますよ!
この絵本は、みんなで一緒にトイレをするお話です。
ひとりでうんちできるかな
この絵本も「いないいないばああそび」と同じシリーズです。
うちはこのシリーズの絵本が大好きで、とにかく真似をしたがったんです。
トイレに行けるようになったのもこの絵本のおかげという部分も大きいです!
トイレトレーニングは大変なので、絵本の力を借りるのもおすすめです。
2歳を過ぎた頃からは絵本の時間を決めて習慣にするのもおすすめです。
わが家でも子供を寝かしつける時には、絵本の読み聞かせをしています。
寝る時間になると、どの絵本を読む?
と子供に選んでもらうようにしていました。
だんだんお気に入りの絵本がわかるようになり、繰り返し何度も同じ絵本を読むということもありました。
3~4歳
さらに長いストーリーを理解できるようになります。
これはなあに?と聞いてくる子が増えてきます。
絵本を中断して、これは?これは?と聞く子もいますが、なるべく答えてあげてください。
絵本は最後まで読んであげるようにしましょう。
あまりにも
これは?これは?
と聞かれて中断されると
絵本が進まない!
と焦りますが、子供が絵本に興味を持っている証拠です。
じっくりと付き合ってあげてくださいね。
ぐるんぱのようちえん
失敗ばかりのぐるんぱが最後には、自分にできることを見つけます。
それまでの失敗も最後には実を結ぶストーリーが大人でも
良かった!
と思えます。
ストーリーも楽しいですが、お話の繰り返しも楽しいですよ。
4歳ごろになると想像力もついてきます。
ハラハラドキドキのストーリーや主人公になりきって、泣いたり笑ったりもできるようになります。
登場人物の気持ちが分かるようになりますので、細やかな感情が描かれた絵本もおすすめです。
絵本を通じて、いろんな気持ちを感じることができるようになるといいですね。
バムとケロのそらのたび
物語ももちろん面白いのですが、この絵本の絵の中にはかわいい仕掛けがいっぱいです。
絵本の中をよーく見ると、いろんなところに3本耳のうさぎが!
どうくつのなかの虫が数字になっていたり、空に浮かぶ雲がおじいちゃんになっていたり・・・
探し出すときりがないほど!
何かないかなと子供と一緒に夢中になって絵を眺めた絵本です!
4~5歳
このころには、絵本を集中して聞くことができるようになります。
自分で絵本を読めるようになる子もいますが、できるだけ読み聞かせを続けてあげてください。
ママやパパのおひざに乗って、絵本を読む時間は何よりも楽しい親子の触れ合いの時間になります。
ママやパパもぜひ絵本を楽しんでみてくださいね。
絵本の選び方は、年齢にこだわらなくても子供の好きな物や興味のある物の絵本を読んであげるといいですね。
抑揚を付けたり、役になりきって絵本を読んであげると子供も物語にグッと引き込まれるようになります。
寝る前の落ち着いた時間に絵本を読むと、より集中して絵本に興味を持つようになります。
じごくのそうべえ
関西弁と落語調のお話で、いつ読んでもゲラゲラと笑っていた絵本です。
幼稚園から絵本を借りて帰り、何度も読みました。
じんどんきに飲み込まれたそうべえがお腹の中で大暴れするシーンは子供のお気に入りです。
まとめ
絵本の読み聞かせは0歳から始めることができます。
聞いているのかなと思うかもしれませんが、赤ちゃんは耳がいいのでママの声をちゃんとわかっています。
今回は、5歳までの絵本の読み聞かせを紹介しましたが、絵本の読み聞かせは大きくなってからでも十分楽しめます。
私は、小学校に読み聞かせに行っていますが、
小学校高学年の子でも、小さい子向けの絵本を十分楽しむことができます。
小さいころからの習慣になっていれば、本を読むことに抵抗がなくなります。
絵本の読み聞かせは、親子で絵本を楽しみ、親子で触れ合う時間です。
ぜひ、絵本の読み聞かせをして、子供との触れ合いの時間を楽しんでくださいね。
もっと絵本を探したいという方にはこちらもおすすめです!
\絵本の試し読みができるサイト絵本ナビ/
コメント